【え?】英・ドキュメンタリー番組の参加者、打ち切りを知らされず1年間もサバイバル生活を続けていた・・・

2016年3月のことである。イギリスのテレビ局・チャンネル4はリアリティ番組「エデン(Eden)」の制作をスタートした。

「我々が再び始めることができるなら、どんな世界を構築するだろうか」とのキャッチコピーが踊るこの番組。

現代人は現代文明から離れて新たなコミュニティを作り出せるのか?を試すユニークな社会実験で、遠隔地で自給自足で暮らす男女23人の様子を1年間かけて伝えるというものだった。

ところが思ったより視聴率が悪かったため、4エピソードを放送した時点で番組打ち切りとなった。しかし何故か男女23人にそれを知らせぬまま・・・。


スコットランドでサバイバル生活をする男女23人

この番組の撮影が行われたのは、スコットランドの西海岸に位置するアードナマーカン半島の人里離れた場所。

敷地面積は約240ヘクタールあり、最寄りの村までの距離は約8kmだった。

参加者たちは自分らで食べ物を探し住居を整えルールを決め、独立したコミュニティの構築を目指して1年間のサバイバル生活に挑んだ。

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固定カメラと参加者それぞれに配布されたGoPro(ゴープロ)、合計45台のカメラがまわる中、テレビで自分の姿が流れていると信じて暮らした。

しかし2017年3月、サバイバル生活を終えて帰ってみると「エデン」はとっくの昔に放送終了となっていたのである。

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海外メディアに取りざたされてシーズン2放送

マジかよ・・・と参加者でなくても驚くチャンネル4のうっかり行為は当然のごとく海外メディアで話題になった。

だからなのかどうなのか2017年8月よりシーズン2「エデン:パラダイス・ロスト」として5エピソードが放送されることとなった。

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圧倒的カオスが漂う、病んだコミュニティ

やはり視聴率はあまりよくなかったようだがその理由は番組プロデューサーが当初予想していた牧歌的なコミュニティがまったく構築されなかったことにあるようだ。

参加者の話によると現場はかなり混乱してギリギリの精神状態で、サバイバル生活最終日より前に半分以上がリタイアしたという。

生存競争が激化して不愉快な感情がわき上がることも多々あり、女性蔑視やいじめ、派閥、暴力なども経験し、とにかく圧倒的カオス状態が続いたのだとか。

これについて心理学者のサリー・オースティン博士は、

こういった類のリアリティ番組のプロデューサーは参加者に対してより注意深くあるべきだ。視聴者は楽しく助け合って暮らすところを見たいのかもしれないが、極端な状況の中では参加者が普通の精神状態を保つことは困難だ

と語っている。

番組側との取り決めで参加者は嫌になったらいつでもリタイアできるってことになっていたらしい。

だからきっともう限界!って感じた人は離脱したんだろうしそうできたことがせめてもの救いかもなんだけどもそれにしてもうっかり忘れて放置とかしちゃうもんなんだろうか・・・?

(参照元:Press and journal

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