プログラミング不要!誰でも簡単にファミコンゲームが作成可能な「NESmaker」

NESとは任天堂がファミリーコンピューターをベースに作成した家庭用ゲーム機で、カートリッジを交換することで別のゲームがプレイできるシステムが成功を収め、北米やヨーロッパなどで数千万台を超える販売台数をたたき出しました。そんなファミコンと合算すると全世界で6000万台を販売したとされるNESのゲームを、プログラムの知識が不要で誰でも作ることができるソフトウェアが「NESmaker」です。

The New 8-bit Heroes
「NESmaker」がどのようなソフトウェアになっているのかは、以下のムービーをみるとわかります。

舞台は1988年。

「あーあ、任天堂(NES)のゲームが作れたらいいのになあ」と、子どもが2人でNESをプレイしながら話していました。


突如ゴロゴロと雷鳴がとどろき、紫色っぽい謎の光が周囲を包みます。

2人が住む家の庭に、どこかで見覚えのある車が出現しました。

「ワーオ!」


デロリアンから降りたのは怪しげなおじさん2人。

「誰?」と聞かれたおじさんは「俺は未来のお前だよ!」とテンション高めに答えます。

ハイテンションなおじさんとは対照的に、子どもは「何言ってんだこの人……」という表情。


「俺たちは30年後の未来から来たんだよ!」

そう言われても子どもは相変わらず不審げな表情です。

「コレを見ろ!」


NESのカートリッジらしきものが見えたためか、子どもたちの表情が明るくなります。

「コレが『NESmaker』だ。NESmakerがあれば好きなようにNESのゲームが作れて、実際のカートリッジにデータを入れて遊べる」

「プログラミングする必要はないの?」

「ああ、全く必要ない!」「このビデオにすべての説明が詰まっている!」


早速子どもたちがビデオを再生すると……

先ほどのおじさん2人が登場。この2人がNESmakerの開発者だそうです。「君たちがこのビデオを見ているということは、どうやらタイムトラベルは成功したらしいな!」

「まあそれはいい。今はNESmakerの説明が先だ」とNESmakerの開発者は話を進めます。

かつて、NESのゲームを自分で作成しようとしたら数カ月から数年間にも及ぶ膨大な期間と、プログラミングの知識が必要でした。


ですが、NESmakerがあればプログラマーではなく、デザイナーやストーリーテラーの能力だけでNESのゲームを作成することが可能。

「NESmakerがあれば、1行のコードすら書かずにゲームが作れます」

主人公とモンスターのキャラクターアイコンを作り……

自分が考えた物語を実物のカートリッジに書き込み、NESの実機かNESのエミュレーターでプレイすることができます。

NESmakerは世界中でテストユーザーにゲームを作ってもらう試みをし、非常に高評価を得たとのこと。

「僕はプログラミングの知識がないんだけど、簡単にゲームを作ることができたよ」

「自分が頭の中に作った世界がスクリーンに表示されるのは、本当に素晴らしいね」

ビデオが終了すると、再び庭のシーンになりました。「未来へ行けばNESのゲームが作れるってマジ?」「よし、行くしかないな!」

4人は車に乗り込み……

未来へと旅立ちました。

NESmakerは複数のゲームジャンルのモジュールを用意していて、ユーザーは好きなモジュールを選択してゲームを作り上げることが可能。記事作成段階ではアドベンチャー・プラットフォーム・RPGモジュールが選択可能で、複数のモジュールを組み合わせることでより複雑なシステムのゲームを作ることもできます。

「NESmaker」プロジェクトは現在クラウドファンディングサイトのKickstarterで出資を募集中。目標金額として3万2000ドル(約355万円)が掲げられていたところ、記事作成時点で既にそれを上回る5万9000ドル(約650万円)以上が集まっています。「NESmaker」プロジェクトでは、36ドル(約4000円)で 「NESmaker」のソフトウェアのみを入手可能。

88ドル(約1万円)で 「NESmaker」のソフトウェアとKazzo仕様のデータ書き込み機が1個、リフレッシュされた状態の空カートリッジ1個が入手可能。日本への送料は22ドル(約2400円)となっています。

256ドル(約2万8000円)で「NESmaker」のソフトウェアとNESと似た形状のKazzo仕様のデータ書き込み機が1個と、リフレッシュされた状態の空カートリッジ1個が入手可能。日本への送料は32ドル(約3500円)となっており、いずれも発送は2018年8月ごろの予定となっています。

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