【知ってた?】世界で最も人が死んだ山は日本にある

遭難事故による死者数が世界一多い山としてギネス世界記録に登録されている、「谷川岳」をご紹介します。


「谷川岳」とは、群馬県と新潟県の県境にある標高約2,000mの山。標高はさほど高くないものの、3,000m級の山々にも引けを取らない景観が話題を呼んでいて、日本百名山の一つにも数えられています。


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山の麓からはロープウェイが通っていて、登山初級者からプロの登山家まで様々な登山家が訪れる人気の山ですが、その一方、遭難による死者数の多さから、別名”魔の山”などと呼ばれ恐れられています。


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1931年から始まった統計調査によると、2005年までの74年間に781名の死者を出していて、この人数は、エベレストなどを含む世界中にある8,000m級の山々での死者数を合計した数よりも多いそうです。


しかし、遭難者のほとんどは「谷川岳」東側にある「一ノ倉沢」などの岩壁からクライミングを試みた登山家であり、一般的なルートならさほど危険では無い模様。


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一部の上級者しか訪れない場所であるがゆえに、事故死してから発見されるまでに数十年経過していることも珍しくなく、1943年に一ノ倉沢でのクライミングに挑戦した一組の登山家が、30年後、白骨化して発見されるという事態も発生しています。

また、1960年には、一ノ倉沢でも最も困難なルートに挑戦した登山家が、クライミングロープで宙吊りになったまま死亡しているのが発見されています。遺体の収容は困難を極め、近づくことが不可能だと判断されると、県警に出動要請された自衛隊によって、”クライミングロープを銃で打ち抜いて落下してきた遺体を収容する”という方法がとられました。当時、この事件は各種メディアなどでも大きく取り上げられ、谷川岳の名が広く知られるようになりました。



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