【閲覧注意】顔を癌に侵された男性、顔の半分を失う

アメリカ・ミシガン州出身の38歳男性「Tim McGrath(ティム・マグラス)」さんはある日、顎の付近に鈍い痛みを感じたことから、病院へ行き診察を受けました。その結果、彼は「滑膜肉腫」という非常に珍しい癌を発症していることがわかりました。この腫瘍の発生率は極めて低いと言われており、その確立は、およそ10万人に1人程度のものなのだとか。


進行速度が早い悪性腫瘍として知られているこの腫瘍は、みるみるうちにティムさんの体内で成長していき、18ヶ月が経過した頃には、彼の口の中は腫瘍で満たされてしまいました。満足に口から食事をとることも出来ず、一時は呼吸もままらない状態にまで陥り、彼は気管切開の手術まで受けなければなりませんでした。

その後、ティムさんの顔面を蝕んでいた腫瘍は、放射線治療や数十時間にも及ぶ外科手術によって無事取り除かれました。しかし同時に彼は、左目や左耳などを含めた顔面の左半分を失うこととなってしまいました。

「医者からは手術前に、こうなる可能性があるということを告げられていたけど、それが現実になるなんて思いもしませんでした。」

左顔面を失ったティムさんは激しく落ち込み、一時は何もかもを諦めかけたこともあったそうです。しかし、彼は友人の紹介によって、腕利きの整形外科医「Kongkrit Chaiyasate」さんと出会ったことで希望を取り戻しました。

「私は今まで20回以上の手術を受けてきましたが、その内の5回はKongkrit氏が担当していて、その手術のいずれもが上手くいっています。彼は私と真摯に向き合い、回復に向けて最善を尽くしてくれています。」

Kongkrit氏は、ティムさんの腕や足の一部から皮膚を移植することで、皮膚の下がむき出しになっていた彼の顔面を可能な限り修復してみせました。

左:Kongkrit Chaiyasate医師

「家族や友人は私のことを良く支えてくれたし、幸運なことに私は保健に加入していたので、120万ドルの手術費用もどうにかなりました。」

「私は現在、自分に起きたことを話す自信が持てるようになりました。もしも私のこの経験が他の誰かの役に立つというのなら、私がなぜこのような人生を歩むことになったのかについても納得出来る気がします。」

時には他人から心無い言葉を浴びせられることもあるそうですが、ティムさんは前向きに新たな人生を歩み始めています。



トップへ戻る